お晩です。
本日定休日で変則的にOPENしてましたが思いの外たくさん遊びに来てくれて有難うございました。
西川です。
昨日は予想外に長くなり紹介できなかった物がありますので本日はそちらの紹介になります。
そんな本日。
先ずはこちらから
made in France
design cotton shirt
ヨーロッパはフランス製の1枚。
パット見ウェスタンかと思うデザインですがまた違ったデザインの1枚となっております。
古くは無い。
けどありそうで無いそんな古着ならではの好きもんをくすぐる1枚かなと思います。
さて1枚目はサラッと流して2枚目笑
〜90’s leather
shirt jacket
よく古着で見かけるgenuine leatherの文字。
ジェニュインレザーと読みますが、本革には変わり無いのですが
案外どういった品質かと言うのは知られていないかなと思いますのでそちらのウンチク踏まえて紹介していこうかなと思います。
先ず品質の差で
Genuine leather(ジェニュイン・レザー)
Top-grain leather(トップグレイン・レザー)
Full-grain leather(フルグレイン/レザー)
と表記が別けられています。
上から順に下に行けば革質のランクが上がっていくのですが
単にじゃあジェニュインレザーが悪いってわけではなく
トップレインレザーは例えば鞄や財布など衣類より強度の必要な小物に使われていたり
メゾン系のレザー商品に使われていることが多く
フルグレインレザーはドレスシューズやミリタリー物で言えばG-1なんかがこのレザーを使われてることがあったりと
用途によって使い分けられているって感じです。
同じミリタリーでもA-2やB-3なんかはジェニュインレザーを使われてるのですがこれは
こちらのほうが柔らかく加工しやすいって特徴と同レザーの中でも薄く鞣しやすいって特徴から来てると言われています。
ちなみにジェニュインレザーはより加工しやすいこと(より安価なレザーに高級感を持たす意味合いもあります)から染色もしやすいと言われており
そういった事からデザイン的な幅を持たせる意味でも衣服にはこのレザーが使われることが多いとされています。
厳密に言うとジェニュインレザーの中にもランク分けがあったりするのですがそこは細かくなりすぎるので割愛します。
また、フルグレインレザーになると牛や馬などの動物が生きていた時に付いた傷なども見えるので
新品でも傷有りのように見えることもあり(まぁそれがアジだと思うのですが)そういった意味でも
キレイな商品の見え面的にジェニュインレザーを加工したほうがよりキレイに見えるってことから使われることが多いとされています。
更に言うとジェニュインレザー=牛みたいなイメージがあると思いますが
上記読んでいただいたら分かる通り革のランク分けですので牛革だけではないって事はわかっていただいたと思います。
ここでやっと商品の説明ですが
こちらの商品豚革のアイテムとなっております。
日本では、豚革というと牛革や馬革と比較した時にランクの低い革とされている傾向がありますが、
実は、ヨーロッパでは高級な革素材として認知されています。
ヨーロッパで豚革は、特に鞄の素材として最も理想的だと考えられていて、HERMES、GUCCIといった
高級ファッションブランドの革製品には昔から豚革が使われています。
豚革は、牛革より軽くて通気性が良く、摩擦に強い丈夫な革ってのが特徴となってます。
豚革の最大の特徴は、銀面にある細かな凹凸と、3つ一組で三角形に並んでいる(∴のように見える)独特の毛穴模様です。
この独特の毛穴模様があることで通気性が良くなっていますが、同時に良くも悪くも豚革ということがすぐに判断可能です。
こうした一目でわかる特徴が影響している為か日本ではあまり評価が高くありません。
もっと言うとタンニン鞣しなのかクロム鞣し(タンニンかクロムはまたの機会に)かで
アメ豚かピッグスエードと見た目も変わります。
こちらはピッグスエードの1枚となっていますがサンドペーパーで毛穴を起毛させおり
牛革に負けない手触りとなっています。
同商品ですが革質もよく
また状態もすこぶる良いのでこの時期サラッと羽織って頂ければと思います。
それでは本日はここまで。
週末に大きな台風が来てますね。
昔から台風が通るとその年の台風の通り道が出来ると言われていますがあながち間違いじゃないのかも。
左に逸れてくれたらエエんですが・・・
まぁ言うててもしゃーないんで今週は先打ちでバンバン出していきますのでお楽しみに!!
それでは明日も22時まで元気にお待ちしております!!
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